来年2018年のIT導入補助金の予算申請が先日公開されました。

2017年度は１００億円に対して、2018年度は５００億円といった昨年の５倍もの金額になる模様です。

今期も応募多数になることが予想されますので、年明け早々から多くのお問い合わせが来そうです！

IT導入補助金って何って方に簡単にご説明

IT導入補助金は、ITツールを導入しようとする中小企業や小規模事業者に対して、その経費の一部を国が補助する補助金であり、生産性の向上に有効なITツールの導入を促進することで、中小企業等の経営力向上を図ることを目的とした補助金になります。

参考:https://www.it-hojo.jp/shien/

IT導入補助金でできること

• パッケージソフトの本体費用
• クラウドサービスの導入・初期費用
• クラウドサービスにおける契約書記載の運用開始日（導入日）から 1年分までのサービス利用料・ライセンス／アカウント料
• パッケージソフトのインストールに関する費用
• ミドルウェアのインストールに関する費用
• 動作確認に関する費用
• IT ツール（ソフトウェア、サービス等）の導入に伴う教育、操作指導に関する費用、事業計画の検討に係わるコンサルテーション費用（ただし関連会社、取引会社への説明会等費用は補助対象外）
• 契約書記載の運用開始日（導入日）から 1 年分までの問い合わせ・サポート対応に関する費用、保守費用
• 社外・社内・取引先向けホームページ制作サービス初期費用
• 契約書記載の運用開始日（導入日）から 1 年間の WEB サーバー利用料（ただし、既存ホームページの日常的な更新・改修費用は、補助対象外）

2018年度の要件が変更になりました

今期のIT導入に関してですが、補助率（3分の2以内）、補助上限額（100万円）から補助下限額（20万円）となっておりました。

しかし、2018年度では

①補助率
2017年：2/3
2018年：1/2

②補助上限額
2017年：100万円
2018年：50万円

と、補助額が減りました。

これは昨年の募集定員が想像以上に多かったため、負担額は減らしてでも多くの人に補助金を使って欲しいといった狙いなのでと推察できます。

今後、ＩＴを導入して業務の効率化を図ろうとする企業がものすごい勢いで増えていく中で、IT補助金だけでなく、県や市、自治体・財団でも、IT関係の助成金・補助金が出てくることでしょう。

これらはやはり国の進める「IT経営」を推進しているからでしょう。

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弊社は、もともと会計事務所などで補助金・助成金コンサルティングを行なっていたから慣れておりますが、他の制作会社さんは制作畑の方が多いのでこれらに抵抗があるのだと伺えます。

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