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Adobe illustratorでGPUプレビュー表示がバグる問題について
Adobe illustratorでGPU表示にて表示したグラフィックのパスがバグって表示される問題について
まず日本ではレアケース??
この記事を書いてる筆者はMacbook pro2016 lateを普段使用しているわけですが、WEB開発にはかなりillustrator(通称イラレ)を使います。ですが、購入してからというものイラレを使っていると上のような画像になってしまってずっと我慢して使っていたのですが、ホントもう使いにくすぎて。おそらくここで見てくれる方も同じように検索して日本の記事全然なくて行き着いたのではないかと思っております。まず、アメリカではこの問題は大きな声が上がってます。日本での記事少なすぎて故障かと思う人も多いのではないでしょうか。
High Sierra (macOS 10.13) GPU rendering issues – Intel Graphics
まず条件定義です。この現象が起こるのにはある条件があるのではないかと。おそらくですが、
- Macbook Proの2016~のモデルで、intelグラフィックチップを搭載したモデル
- MacOS High Sierraをインストールされている
- Adobe illutratorにてカラーモードRGBでGPUプレビューにて描画を行った際に起こる
と思ってます。ほぼこのケースで間違いないと思ってます。で、結論から申し上げますと先に貼ったAdobeユーザーボイスを受けてこたAdobeシニア品質エンジニアリングマネージャー
Ashutosh Chaturvedi(アッシュートッシュ)氏はこんなこと言ってます。
- Adobe illustrator GPUでバグが起きていることに関し
- この問題はAppleによって認められており、Appleはこれを修正しようとしています。タイムラインやその他の詳細については、Appleサポートにお問い合わせください。
引用ソース(Illustrator and High Sierra | macOS 10.13)
問題が起こるグラフィックチップは以下の通りです。
- Intel Iris Plus Graphics 650 1536 MB
- Intel Iris Graphics 550 1536 MB
- Intel Iris Plus Graphics 640 1536 MB
- Intel Iris 550 1536 MB
- Intel HD Graphics 515 1536 MB
- Intel Iris Graphics 540
- Intel HD Graphics 515
ここにあげられているチップは全部intel製ですね。Mac+intelが相性悪いってよく聞く話ですが。
とのこと。・・・・解決じゃなく回避策として、
- アプリケーションバーで、GPUのパフォーマンスをクリックします アイコン に [環境設定]ダイアログボックスでGPUのパフォーマンス設定を表示します。
- ドキュメントのカラーモードをCMYKに変更します。ファイル / ドキュメントカラーモード / CMYKカラーを選択します。
それで描画バグるならCMYKにすればいいじゃん!って違うから!RGBで作らなきゃならないものだってあるんですよ。。とにかく今は妥協案のGPUプレビューモードをやめるっていうのをしてますが、Photoshopとかスムーズズームしているので慣れないというかとにかく使いにくですね。
おわりに
この策に、アメリカ人のコメントが、「回避じゃなくて解決をよこせ!」、「この問題を重要視していないのはなぜ?!」、「まったく修正される気配がないが!」、「Adobeこれは恥ずかしいぞ」、「いい加減にして!」などフォーラムのボイスには怒りの声が上がっています。
いや、ホントこの問題なんとかなりませんかね。。筆者のMacbook Pro 2016 lateは実はもう3回修理出していて全てAppleの不具合でした。届いた瞬間からUSB-Cケーブルは反応しないわ、開くと虹色の画面になるわ、、Macbook 2016 lateは色々問題がありすぎて完全にハズレのMacとしか思ってません。早くバグが治った更新プログラムを配信してくれるのを期待したいところです。イラレが使いにくいのはしばらく我慢しなければならなくなりそうです・・・・。かなしみしかないです